おはようございます。もんなたかしです。
一昨日の話です。
我が家の軒先に一匹の黒猫が現れました。
衰弱をしている様子なので見かねてチュールを一本上げました。
我が家には2匹の猫の歴史が有ります。他人からは見分けがつかないほどの
真っ黒な黒猫 足が長く 尻尾も長く 何より人好きという共通点がありました。
大きな違いはオスとメス 始めの子(チチ)は16年癌により息を引き取る瞬間 最後の一息も
鮮明に覚えており最後の最後まで付き添うような形で見送りました。
次の子は2度と飼わないと言いながらもスタッフの下で玄関先に何日もいるのを見かねて
初めの子が亡くなった2年後くらいにやってきました。
驚くほど似た黒猫君(クロミツ)はすぐに我が家の中心的存在(もちろん初めの子も)
誰にも愛され(ご近所様)ある意味有名猫でしたが病気には勝てず6年の一生を全う
しました。その代償は口で言えないほどのあまりにも大きいものでした。
この子の最後は私の腕の中で大きく息をしその後がっくりと首が折れ前の子と同じように
死んでも忘れえぬ光景です。
そこに思わぬ来客
経緯から申しまして私の元で以前の2匹の黒猫を思わせうるそっくりな黒猫が現れたのです。
この先身障者の家内 70歳を超しその家内に腎臓移植をする私にともすれば私たち夫婦より
長く生きる可能性を持つ動物との共生は可愛いだけでは無責任と考えます。
それ以上に病気や 彼らの死に耐えかねないのが一番の理由です。
前の子 特にクロミツ君との別れは立ち直れないほどのロスとなり今でも思い出すだけで物
息ができなくなるほどでこの思いは母を亡くした時 溺愛の次男を無くした時と重なる物です。
そして今朝 その黒猫は玄関先から姿を消しました。私には何もできませんでした。
飼えないと分かっていながらも強い後悔の念が蔓延しています。
動物愛護機関や保護団体に電話をしお願いをしましたが残念な事に味冷ややかなものでした。
(受け入れにはキリがないのでしょう)じっと何もせず立ち去るのを待てと言う話でした。
この暑さの中 片目も開かず・・・どうしてしまったのでしょう?
あの子の無事を祈る事しかできません。
byたかし